1-10件 / 15件中
PRおすすめのコンサート
藝術文化の薫るまちコンサート ヴェルディ レクイエム
2025/02/23
15:00
日本を代表する実力派ソリストと若手オーケストラとの豪華共演が実現
taki2948
2025年02月15日 00:26
今田篤ピアノ・リサイタル
2025年02月12日(水) 19:00開催
東京都| 王子ホール
【楽曲の構造を再認識させられた今田篤さんの演奏】
私の中では「須藤梨菜ピアノリサイタル ヤマハ/カフェトーク共催(2019年08月23日
(金)19:00開演)」ベートーヴェン 「月光」他に続いてと言う感じでしたが、今回は
「今田篤ピアノ・リサイタル(2025年02月12日(水)19:00開演 王子ホール)」ベートーヴ
ェン 「熱情」他と言うプログラムでした。
最初の2曲はショパン:ノクターン Op.9-2・幻想即興曲 Op.66でしたが、控えめな左手
と感じる一方で、三拍子・6連符の左手と右手のメロディを聴いていて「左手の正確な
テンポを保ちながら、右手を遅らせながら自由に歌わせる技術」(失われた伝統(1)
ラウル・コチャルスキのショパン より)を感じました。
続いてショパン:「別れの曲」・バラード第1番の後にシューマン:「飛翔」でしたが、
唐突に雪崩れ込む冒頭の主題と感じる一方で、次の長調に転じて現れる軽やかな主題が
「左手の低音部の音をしっかり出すけど、ペダルを踏んだ時に音が濁らないようにする
」(シューマン「飛翔」(幻想小曲集op.12-2)の弾き方と気になる ... より)左手の
音量バランスを取った演奏と感じました。
休憩後の2曲はベートーヴェン:幻想曲ト短調 Op.77・「熱情」でしたが、第3楽章コーダ
Prestoのタッチが軽いと感じる一方で、「快速でありながら1音たりとも疎かにせず、
それでいてデュナーミクの幅を大きくとらずに安定した運びで進める」(ヴァルター・
ギーゼキング/ワーナー・クラシックス録音全集 04 より)テクニックで聴かせる演奏
と感じました。
普段はCDを聴いていて上記の内容を感じないので、中々面白いコンサートでした。
こういう訳で、今後銀座にベートーヴェン 「悲愴」他と言う第三の企画が登場するか
楽しみにしています。
いいねしたユーザー
taki2948
2025年01月31日 06:18
魅惑のオクテット
2025年01月30日(木) 19:30開催
東京都| 大泉学園ゆめりあホール
J.シュトラウス2世 喜歌劇『こうもり』序曲は2管編成のオーケストラを八重奏に置き換
えているので、上手いが残響が少ないと感じました。でも、コーダの加速でオーケストラ
並みに盛り上がっていました。
シューベルト 八重奏曲は第1楽章でヴァイオリンとチェロが果敢に攻めるので、アーノン
クールの『エロイカ』第1楽章のように斬新な演奏と感じました。でも、第2楽章でクラリ
ネットが夢想的な旋律を吹いて、第5楽章でホルンが奥ゆかしい響きを聴かせて、シュー
ベルトの音楽の本来の美しさが感じられました。アンコールにもう一度第3楽章が演奏さ
れましたが、演奏者のセールスポイントと違う視点を持ったようです。
あと、YouTube動画上では楽器配置が左に弦4人、右にコントラバス・ホルン・ファゴット
・クラリネットが多いのですが、今回は左にヴァイオリン・ホルン・クラリネット、右に
コントラバス・ヴィオラ・チェロ・ファゴットと変えられ、そうすることで演奏効果が
あったかもしれません。
弦楽八重奏でもない、木管八重奏でもない、金管八重奏ない楽しい時間を過ごせました。
いいねしたユーザー
taki2948
2025年01月06日 23:49
オーケストラ・ファンダメンタルズ
2025年01月04日(土) 13:30開催
東京都| 調布市文化会館たづくり くすのきホール
モーツァルト 交響曲第1番(約13分)・シューベルト 交響曲第1番(約30分)・休憩(20分)
・ハイドン 交響曲第1番(約13分)・ベートーヴェン 交響曲第1番(約26分)で計1時間42分
ですが、どのような演奏会になるのか興味を抱いて参加しました。
モーツァルトはグラーフ指揮/モーツァルテウム管弦楽団の「優雅なモーツァルト像」を
ラジオで聴いていたのですが、もっと重厚な音楽が出来上がっていました。
シューベルトはネット上では「ハンガリーの?田園風景を眺めながら、サヴァリッシュ指揮
/シュターツカペレ・ドレスデンの端正に整った演奏を楽しんで下さい。」と紹介されて
いましたが、ハイドンやモーツァルト風であるがシューベルト的な転調を見せると言うより、
テンポの揺れを駆使して表現するアプローチが見られました。
ハイドンはネット上では「ドナウ川の?文化的景観を眺めながら、ゴバーマン指揮/ウィーン
国立歌劇場管弦楽団のスリムで新鮮な演奏を楽しんで下さい。」と紹介されていましたが、
C.P.E.バッハのシンフォニアの研究を見せると言うより、リズミカルでザロモン・セット並
の演奏効果を引き出そうとしていました。
ベートーヴェンは朝比奈隆指揮/新日本フィルハーモニー管弦楽団と対極をなすと言うのか、
疾走するベートーヴェンが出来上がっていました。とは言え、第4楽章のコーダでテンポを
落とす箇所があり、従来の演奏の音色と言うのか、速度の違いで音色も違うのだろうかと
意識させられました。
こうしてホグウッドともノリントンとも異なる演出で、新しい光を当てる世界を堪能しま
した。
いいねしたユーザー
taki2948
2024年12月17日 06:52
大編成トロンボーンアンサンブル Ensemble Fossette
2024年12月14日(土) 14:00開催
埼玉県| 尚美パストラルホール
【プログラムを読んで悩みます】
今回のメインは
●Ensseble Fossete /宮本勝彦、山田裕治、佐藤一路、鈴木克、武藤恭子、渡辺摩耶、岡田大和、石澤真奈美、鳥越浩一、住吉瑛二、山際有紀、石川雄亮、上山遥、川原玲音、神埼まひろ(以上、トロンボーン)、岩淵順、木下優子、佐々木孝雄(以上、パーカッション)
ですが、プログラムの
Ancoraは声楽コース卒業生が中心に集まった音楽家集団です。声楽コースが幕を閉じた節目に山崎岩男先生を招き、3月に演奏会を開催しました。今回は代表してテノール・朝倉佑太(2009年度卒)とソプラノ・頼住栞里(2015年度卒)、そしてピアノ伴奏および編曲者として青柳麟(東京藝術大学作曲家4年次在籍)が出演いたします。
を読んで悩みます。
●Ancora /頼住栞里(ソプラノ)朝倉佑太(テノール)青柳麟(ピアノ)
D.チマローザ:歌劇「秘密の結婚」~いとしい人よ、心配しないでおくれ~
歌劇「秘密の結婚」~私は行きますわ~
今村康 編 ほか:クリスマスソングメドレー
を聴いて、スッペ:『ボッカチオ』の憧景と言うか、音大ランキングよりも習いたい先生がいる大学を選ぶことが重要であると認識させられたからです。
少人数制の授業で丁寧な指導を受けていますね。
いいねしたユーザー
taki2948
2024年12月05日 00:57
ウクライナ国立歌劇場管弦楽団 「第九&運命」
2024年12月29日(日) 17:00開催
東京都| 東京オペラシティ コンサートホール
いいねしたユーザー
taki2948
2024年12月01日 02:48
Echoes from Fukushima
2024年11月28日(木) 19:00開催
東京都| 東京オペラシティ コンサートホール
後方で聴いていても、ペライアのように「いすから立ち上がらんばかりに体重をかけ」なくても、深い打鍵を軽々とこなすカランと、「伸びやかで、情熱的な」ヨーヨー・マをコンパクトにまとめた谷口の音が届く、何とも愉悦感に溢れるコンサートでした。
いいねしたユーザー
taki2948
2024年11月29日 21:08
ウクライナ国立歌劇場管弦楽団 「第九&運命」
2024年12月29日(日) 17:00開催
東京都| 東京オペラシティ コンサートホール
いいねしたユーザー
taki2948
2024年11月25日 04:58
内田智子(バイオリン)・村上将規(ピアノ) Duoリサイタル
2024年11月23日(土) 13:30開催
東京都| ガルバホール
このユーザーをフォローすると
続きが読めます
このユーザーをフォローすると続きが読めます
いいねしたユーザー
taki2948
2024年11月03日 14:44
オーケストラ・ラム・スール
2024年10月14日(月) 13:30開催
東京都| すみだトリフォニーホール 大ホール
スクリャービン作曲「法悦の詩」・R.シュトラウス「7つのヴェールの踊り」は名演でした。ただ、(指揮者自身のコメントに後押しされて、)ベルリオーズ「幻想交響曲」第4楽章45:42~にMendelssohn Symphony No.3 'Scottish'(Otto Klemperer 1960)第4楽章のような演奏効果が感じられないのです。ひょっとすると上手く行くかもしれないと、45:42~再生速度1.5を試したところ、その速さで事細かに指示を出すことは出来ないにしても、快演でした(笑)。聴衆が理解出来ると言うことは難しいですね。
いいねしたユーザー
taki2948
2024年10月26日 23:59
Echoes from Fukushima
2024年11月28日(木) 19:00開催
東京都| 東京オペラシティ コンサートホール
いいねしたユーザー